2011年4月3日日曜日

輪番停電(計画停電)


当初は輪番停電、いつの間にか計画停電になっています。輪番は持ち回り、市民の協力といった意味合いも感じられますが、人災の結果の強制停電なので計画と言い換えたのでしょう。

3月14日から実施の発表が前夜9時過ぎでは無茶な話です。詳細は東電のホームページ、電話でといわれてもアクセスが集中し共にだめ。NHKに限らず実際に試したのか、腹立たしい限り。インターネットに東電発表資料のPDFがあったので、グループ分けなどがやっと明らかに。ところが東京都に新座市が入っているなどバタバタずさんな実体が見えます。1ページ目が斜めになっていて、スキャン時のあわてぶりも分かります。

政府がどう指導したか分からず、これでは国民はたまったものではありません。翌朝からの鉄道の混乱他知っての通り。私も電車がだめでバス移動せざるを得ない場面がありましたが、信号も止まり繁華街の照明もない、昔映画で見た核戦争後のゴーストタウンのようで背筋が寒くなりました。信号停止による死亡事故の報道もありましたが、責任はいったい誰がとるというのでしょうか。つくずく日本人の「大人しさ」に感心するばかりです。

現実に供給量不足が明らかなので、確りした説明と、人災の結果の詫びがあればそれぞれの立場での協力ができるでしょう。戦後の混乱期、想像を絶した苦難を国民が等しく耐え、未来に希望を持って克服してきた先人の実績があるのです。1974年の石油ショックの折りにもトイレットペーパー買い占めなど物議を醸し、石油元売会社の中に千載一遇の儲けのチャンスといった信じられない事例もありました。しかし日曜、休日、深夜営業の停止、繁華街のネオンも消され、テレビ放映も確か23時で終了など、今回より踏み込んだ面もあり、創意工夫で乗り越えたのです。

原発の状態がどうなっているのか、連日の発表がまるで日替わりメニューでは先行き不安に駆られるのは当然です。その結果放射線量計測器(ガイガーカウンター)は売り切れてしまい、車を輸出している会社の友人が困っています。これも人災の結果でまだまだ広く迷惑が続くことになります。

それにしても停電範囲に著しい不公平があり外国なら暴動が起こるのではと思えます。写真の青の線が昨年で、今回は東京電力の顧客の多大な協力によって、同時期の消費電力を下回り辛くも大規模停電が回避されているのです。しかし夏場への懸念は残り今後の動向に注視が必要です。

原発も電気も先行き不透明が一番問題で、リードすべき政治の状況が危ういのですから、私たち一人一人が確りしなければなりません。

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