2015年7月21日火曜日

セブン-イレブンのすごさ

首位を走り2、3位との差を広げている。そこに鈴木敏文会長の存在があるのは知られているとおりである。

経営戦略、商品開発能力いずれも同業他社に勝っていることは明らかだが、商売の原点は何かを問えば、顧客第一が徹底されているかどうかに帰結する。ちなみに多少価格が上がっても高品質に、のセブンプレミアムに低脂肪牛乳がある。健康志向から選ぶ向きも多い。味はと言えば米のとぎ汁で薄めたのではと思わせるものがほとんど。しかしセブンプレミアムは牛乳本来の味とこくさえ感じられ、旧来のものと一線を画している。表示を見ると生乳100%。他は50%が普通で価格は3割ほど高いが納得。消費者の感性に訴えている。

基本の基にもかかわらず軽視されているのではと思わされるのが、店員の質、接客態度だ。何もコンビニに限らず家電量販店や、携帯各社にもいえる。感謝の気持ち、客の立場に立っているのか当り前ながらそれが出来ていない例が多く、リーディングカンパニーは自然とそれが行われている。


一番分かりやすいのは何か知りたい時、本社に問い合わせてみることだ。電話番号はまともな会社ならホームページ、企業情報に所在地、経営者名とともに明記されている。電話をしてみれば明らかでそうした企業の対応は待たせず見事で、改めて企業力を知ることになる。しかしこれがないいわゆる大企業も多いのに気づく。

いい加減な会社の人間に、オフの時に自分の会社に問い合わせでも何でも電話をしてみれば実体が分かるのに、そうした努力をしないからトップの企業との差が広がっていくのだ、と言っても理解できない人が多い。こうしてかつて5割を超える占有率を誇っていたドコモは今や3位、差は開くばかりなのだ。家電量販店然り。ヤマダ電機の不採算店閉鎖の報道があったが、ヨドバシに比べ店員の質、品ぞろえ、そして価格もさることながら特例法で許されているからと消費税抜きの価格表示などほとんど全てで大きく劣っている。ここでもヤマダの社員は、休みにヨドバシを覗いたことがないとしか思えない。

政治も同じで、誰のために、が抜けているから政権党支持率低下になる。丁寧に説明も言葉が踊るだけで国民の理解が得られないことになる。安保法制は、日本を取り巻く情勢変化に対処しなければ安全を担保出来ない事実を知ってもらわなければならない。憲法9条をお題目として唱えれば平和は守られる、の野党は論議の外だ。加えて与党には品格も求められていることを肝に銘じなければならない。安倍総理の父晋太郎は品格のある国家を希求した。総理の席から「早く質問しろ」などとヤジを飛ばす下品さは主権者から糾弾されることになる。石破前自民党幹事長は、謙虚にと常々自戒していた。忘れてはならないことである。

翻って東電然り、東芝然り・・・。マハトマ・ガンジーの7つの社会的罪に道徳なき商業 (Commerce without Morality)がある。企業経営者に贈りたい。

0 件のコメント:

コメントを投稿