2011年8月15日月曜日

協定世界時 UTC

GMTはご存知グリニッジ標準時。世界7つの海を支配し、日が沈むことがなかったといわれた考えてみれば大英帝国のなごり。日本はJST(日本標準時、東経135度兵庫県明石市)でGMT+9時間。つまり進んでいるのです。

現在は1972年にUTC(Universal Time, Coordinated)という協定世界時によって時刻の規定がなされていますが、今でもグリニッジ標準時と呼ばれてもいます。JSTも正式にはUTC+9時間になっています。そうはいってもやはり同じ9時間+なので余り変わらないといえばそうですね。

何で今頃こんな話と思われるでしょうが、知らずに様々影響を受けていることがあるのです。ほとんどの方がPCをいじったり、携帯電話や流行のスマートフォンを使っているでしょう、あるいは家電製品でも。手にしたとき先ず行うのが時刻設定。全ての事象はこれによって記録されることになるので実は重大なことなのです。メールをいつ受け、いつ返信したか、写真の撮影日時はいつだったか・・・、みんな記録されています。これが個々の機械や国や何かで基準が違っていたらそれこそ何がなんだか分からなくなってしまいます。

そこで、UTCがでてきます。先ずは全世界の時刻設定が必要な機器をUTCで管理します。しかしそれでは例えば日本で午前9時がUTCでは午前0時と表示されるのでこれでは不便。なので9時間進んでいる日本のローカルタイムを前述の通りUTC+9hoursと示すように機器内部で修正して表示します。各国ともこうした修正が機器内部でされているのです。


さて、私が愛用しているスマートフォン(東芝T−01A・ドコモ ウインドウズモバイル)ですがKinomaPlayという動画再生、音楽再生、画像表示、RSSや何だかんだ扱える便利なソフトが最初から入っています。以前使っているうち撮影した写真のプロパティを見て何じゃこりゃ、と驚くことに遭遇しました。それは撮影日時が例えば4/25/2010 1:37PMとなるところが「4:37AM」と表示されていたのです。一瞬混乱しましたがUTCで記録していたことが分かりました。日本で使っているにもかかわらず(ソフトはアメリカ製)JSTに変換されていなかったということで、換算すればいいというものではなくこれはバグといわれる不具合なのです。いまはアップデートによって修正されています。そして、マイクロソフトの知ってのOfficeモバイル版が装備されていますがこの時刻管理がUTCのままなのが判明。修正を依頼しましたが不便。事務所で午前10時に書いたワード文書の記録された時刻が、午前1時と9時間遡ってしまうのですから困ったものです。夜中にに書いたのかといわれても説明しなければならないんです。

このように日本だけで使うにしろいまやグローバルな時代、ときにこうした約束事にも気付きたいものです。

*写真は明石市、東経1
35゜の表示、及びグリニッジ天文台旧本館、中央の線がグリニッジ子午線。(共にWikipediaから)

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