2014年6月1日日曜日

インドの東日本大震災復興支援

東日本大震災から3年3ヶ月近く経ちました。当初から数多くの国から様々な形で支援の手が差しのべられ、私達は深い感銘を受けたものです。そうした中にインドがあります。3月29日から初の海外派遣となる国家災害対応部隊(NDRF)46名が陸前高田市に入り主に行方不明者の捜索に当たるなど困難な状況下懸命な努力を重ねたのです。粘り強い活動は4月5日まで続き市民から感謝と賛辞の声があがりました。

当時私も機会があって東松島市などに3回物資輸送外の活動を行いました。またインド料理店を経営する知人のインド人は、7回も近隣県の仲間とカレーの炊き出しを行い、私も協力しYMCAとの連携の元南三陸町でも実施しました。

以来3年、今回インド政府による東日本大震災復興支援カタカリ舞踊劇公演が陸前高田市外数カ所で5月23日から26、27日インド大使館でを含め行われ、変わりないインドの方の心情を知ることになりました。さらに、陸前高田、仙台では横浜から駆けつけたインドレストランの協力でカレーの試食も用意され、本物の味に触れて日印友好の絆も深まったのです。陸前高田ではまだまだ海岸沿いの整備も途中、4階建てビルが放置のままなど厳しい状況もあります。だからこそ息の長い支援と、関心を持ち続けることが大切です。

インド大使館では皇族を迎えての公演と、翌日のチャリティ公演が行われインド政府の関心の高さが伺えます。議会制民主主義と法と秩序を重んじる価値観を同じにする日本と、先の総選挙で選出されたナレンドラ・モティ新首相のインドが、益々両国の発展と世界平和に貢献しなければなりません。

*仙台でチャイ(インドミルクティー)、陸前高田・米崎コミュニティーセンター、インド大使館・インド文化センターホール

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