2016年2月18日木曜日

宮崎謙介議員辞職と選挙制度



このところ立場のある人や法人の不祥事が目立っていて、このままでは我が国のモラル

うなってしまうのかと、懸念せざるを得ない。



未だに昔のように「バッジの威光」で口利きが行われていたという、甘利前大臣の問題があっ


たばかりでの今回の辞職劇。しかも女性問題、公人としてより先ず人として問題のあるこの


ような人物が、なぜ衆議院議員になり得たのかを検証しなければならない。



そもそも宮崎議員は加藤紘一元自民党幹事長三女の婿だった。やはり女性問題で離婚と伝え


られている。国会議員になるステップだったのだろう。その後平成24年総選挙で京都3区から


 議席を得たのだが、公募で候補として選ばれる時点での人物評価ができていなかったといえ


る。小選挙区制になって以来各地で候補擁立に苦慮するケースが生じ、評価に失敗し後に問


題を起こす例がある。新規公開株を国会議員枠で買えるなどと、金銭トラブルを起こした滋


4区の武藤貴也議員(自民党を離党はしたが議員のまま)もそうだ。元々は自民と対立の嘉田


知事(当時)関係だったが、自民の候補予定者が政治資金規制法がらみで辞退し、これも公募で


差替え当選したのだった。



中選挙区の時代自民党(だけではないが)の派閥は党のような働きをし、派閥同士で同じ選挙区


で競ったもので、厳しい候補者選考過程があった。当選すれば派閥が教育をも担った。その


解消が叫ばれ、悪のように言われたがマイナスばかりではなかった。さらに派閥間で政策を


競い、総理総裁候補を持ったダイナミックな活動は、現在の党に支配されている状況より有

 
 権者から見ても優れている面もあった。地方議員が選抜され衆議院の候補になったり、役所


でも選挙区と密接な関係のある人物で、自ずから評価も固まっているのがほとんどであっ


た。一方小選挙区制になり前述の理由から公募のケースも増えた。しかし時間がないことな


どから経歴、論文、演説能力ぐらいで、人物評価不十分のまま候補決定に至ることが多く


なった。今回のケースも正にそうで、もう少し身辺調査を深めていれば防げていただろう。




高鳥副大臣、丸川大臣外の立場をわきまえない軽い発言が続き、島尻大臣は北方領土


が読めなかった。誰のために仕事をしているのかの自覚がないからだ。一強と言われる


政治状況の中で奢りがあれば許されない。確っかりしなければならない野党民主党の細野豪


志は、嘗て女性キャスターと不適切関係なのだから同じ穴の狢で倫理を言える立場ではな


い。選ぶシステム、選挙制度を考え直す必要がある。

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