今年で12回目。風の強い日もあったが好天で広場のキッチンカーによる屋台村も賑わっていた。
ややもすると楽しむどころか眉間にしわを寄せて、しわぶき一つなく聴く、修行のように堅苦しいと言われるクラシック音楽を、字の通り音を楽しもう、がラ・フォル・ジュルネの精神。それと金持ちだけのものでは今はないのに入場料が高く、外国演奏家などだと何万円なんてのもざら。さらに長時間のイメージもある。こうしたバリアを取り払い、無料の演奏や原則1公演45分、料金も1,500円からとして、多くの共感を得てきた。
このところレコードが懐古趣味でなく、その臨場感などから若い世代、それも自身で演奏する人達にファンが増えているそうだ。FMやTV、CD、またレコードにしろ缶詰には違いない。高音質・ハイレゾリューションも生ではない。優れた演奏を良い響きのホールでが理想だが、時には生演奏を聞きたい。そうすれば再生装置の良し悪しも分かるようになるもの。
折に触れコンサートに出かけるが、5日の桐朋学園オーケストラの演奏を聴いた。ファリャの三角帽子とレスピーギ・ローマの松など、金管の活躍する曲だ。メンバーは若い学生なのでこれからが楽しみ。父兄や親戚縁者も多かったのだろうが満席。終了後拍手鳴り止まず、良い演奏だった。
国際フォーラムの広場ではキッチンカーの周りで食事やワイン、ビールを楽しむグループも。ただ横浜赤煉瓦倉庫前広場や、山下公園でのイベントでも同じだが値段が高く、私は会場外の店を覗いたところ、600円前後でまぐろ中落ち丼やカツカレーがあって、雰囲気はないものの実質的だった。
コンテンポラリークラシック専門インターネットラジオ・オッターバ(OTTAVA)を知ったのも何年か前のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンで、当時はTBS提供だった。その後TBSが降りて終了が宣言された。その危機を関係者の努力で乗り切り、今年は会場からの生放送をクラウドファンディングで実現。支える多くの聴取者がいることは喜ばしく、地に着いた活動が評価された結果だろう。
こうして賑わいのうちに終了、来年を楽しみに、だが改善点もある。公演によっては全席指定で2,900円と高いものがあったり、チケットの扱いが窓口を除いてチケットぴあなのだが支払方法によって手数料が異なり、インターネットで手続きの場合最終段階になるまで分からないのも良くない。また公式プログラムに4月1日現在でのチケット発売状況が記載されているが、かなりの公演で予定枚数終了となっていて、いったいいつ申し込めば良かったのか不審に思う。マネージメントに改善を求めたい。



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