誰でもお宝を持っていると思います。私のはウエスタン・エレクトリック350Bという真空管です。CDはもう古くネットワークやPCオーディオの時代ですが、スピーカーを鳴らすパワーアンプの究極は真空管でなければ、のファンが多いのです。ロックバンドでも高級アンプは今でも球。
その昔アメリカの映画館で活躍したアンプの中でウエスタン・エレクトリック(WE)の真空管が有名でした。なにしろ幌馬車隊が悪漢やインディアンに襲われ銃撃戦、その迫力が眼前に再現されなければ客から入場料を取れないのですから、スピーカーやアンプは重要。
そして、今でもその三極管300Bがマニア垂涎の的。WEの本物はあっても大変高価。中国、ロシアなどで復刻、結構な値段で売られています。日本でも嘗て岡谷電機が作ったり、最近高槻電器工業で製造。しかしペアで14万円!
私もオーディオマニアの端くれ。ビーム管の350Bという球が大好き。300Bより希少になってしまい入手は不可能に近いでしょう。写真のアンプはZAIKA(ザイカ)、有名な安斉勝太郎先生のブランド。80才を越えなお矍鑠、オーディオ界の重鎮。幸いにも私は先生のお宅に伺ったことがありアンプをもう数十年愛用なのです。ステレオですから同じアンプが2台、それにプリアンプも必要、場所とりますね。挿さっているのが正真WE350B、ZAIKAアンプと共に私のお宝です。
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