2017年5月13日土曜日

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017

すっかり定着した感のあるLFJ。今年のテーマはラ・ダンス 舞曲の祭典。行ってきました。

気楽にクラシック音楽を楽しもうが基本の基。メイン会場の有楽町駅前東京国際フォーラム(元都庁ということを知らない年代も多くなった)前庭にはいつものキッチンカーが・・・。ビールやワインで盛り上がるグループもいてワイワイガヤガヤ。その中にせり出した舞台での無料コンサートも、LFJの醍醐味と言える。

パスポートを買って音楽ざんまいの人も多いようだが、私は最終日フランスのオケと奏者によるベートーベン・ヴァイオリン協奏曲を気楽に誰でもなので1,500円の席で聞いた。生でこの曲は生まれて初めて。しかし定員5千人のホールAと、3才以上可が少々気になった。でかすぎるのと子供がむずがらないかだ。残念ながら杞憂は当たってしまった。「誠にに品の良い演奏」もあってやはり音が遠かったのと、始まって直ぐ子供のむずがる声、ややしばらく続き親の困惑も分かるとはいえ、出口近くの席を指定し係員も近くに待機と言った対応は必要だろう。情操教育も大切ではあるが、曲にもよる。

それと気楽にには料金のファクターが大きい。基本45分で1,500〜2,500円。交響曲、協奏曲だと1曲。国内有名オーケストラでも2曲約2時間で5,000円ほどが標準的と考えると、2,500円は安くないことになる。それと販売方法が多岐に渡り注意しないとかなりの手数料が発生することがあり、改善を求めたい。またプログラムが発行された段階で、予定枚数終了の演奏が案外多く、どうやれば手に入るのか不透明なのも問題だ。

何やかやあるが、より良いLFJへの取り組みを続けてもらいたい。

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