2018年5月3日木曜日

南北首脳会談

ここに来て急な展開、あるいは驚きの・・・、との報道もあってそれこそ驚く。トランプ政権は着実に北朝鮮包囲網を構築、ポンペオ(読売新聞の表記)と金正恩の協議を行っている。その結果の板門店での会談だ。昨年来アメリカが艦隊の展開を行い平和には力の裏付けが必要とマティス国防長官、ハリス太平洋軍司令官がアナウンス。実際にシュミレーションも行われていたに違いない。このところトランプ大統領は、らしく金正恩を持ち上げたり良い結果に期待したりするが、交渉がうまくいかなければ席を蹴って帰ると言っている。これは本当だろう。世界最大の病院船が展開の情報もある。トランプを見くびってはいけない。

金正恩が何をしてきたのか、忘れたような大方の我が国のマスコミには呆れる。憲法9条を守れと唱えれば平和が実現とは、新興宗教のお題目のようなものだが、こうした勢力は国を危うくする。森加計問題を始め財務省の不祥事にしろ、極論すれば妻または私が関わっていれば総理はおろか国会議員も辞める、の啖呵からだ。人はその得意のときに失敗するとの格言があって、正にそれなのである。しかし森加計で一年暮らす気楽な野党に国政を任すわけにはいかない。北朝鮮問題だけでなく韓国との竹島問もある。そのため世論調査で内閣支持率が26%台の結果もあるが、政党支持率に大きな変化がないのは有権者の困惑を示している。だからこそ政府与党は遅まきとはいえ説明責任を果たし、謙虚に主権者たる国民の声を聴く必要がある。にもかかわらず政権を守らなければならない麻生副総理の言動や福田次官、さらには文科大臣の不適切な行動、いったい何を考えているのかと言いたい。

国民は平和がお題目を唱えていれば、などという幻想に惑わされず、力の裏付けがあって初めて実現される現実を見なければならない。トランプ大統領は予断を許さないが、検証可能で最終的かつ不可逆的な核廃絶が北朝鮮で実現されれば、ひょっとするとノーベル平和賞かもしれないが、金正恩がなどとの一部報道は、おじを処刑し異母兄をVXガスでしかも主権国家で暗殺、それより自国民を人権のない状態に貶めているなど将来に渡って許すわけにはいかないことを忘れている。金正日の時も核施設を各国記者の前で爆破して見せた、がIAEAの査察を拒否、嘘に嘘を重ね今に至った。金正恩の政治ショーにいささかも惑わされてはならないのは当然だが、そうでもない論評をする輩が少なくないことに愕然とする。間違いなく安倍総理とトランプ大統領との北朝鮮包囲網、米軍の軍事圧力による変化であり、瀬取り監視網に主導的役割を果たしている我が国の貢献も大きい。正当に評価しない大多数のマスコミ問題があるが、ここは安倍総理に眦を決して頑張ってもらうしかない。

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