2018年5月13日日曜日

ラ・フォル・ジュルネ東京

毎年ゴールデンウイークにラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンに行っていた。このところ年々来場者減少、また琵琶湖エリアなど複数都市でも開催されてたのが無しとなり運営に注視していたが、今年からラ・フォル・ジュルネ東京とネーミングを変え、新たに池袋エリアも含められた。結果はどうだったのか見ていないが、原則約一時間で料金が¥1,500程が¥2,500もあって、これだと決して安くないことになる。その外OTTAVAが会場内にブースを出し放送が今年はない、そうしたことから行くことをやめた。

丁度429日昭和の日に横浜シティ・フィルハーモニック第65回定期演奏会が横浜みなとみらいホールで行われ、こちらで楽しむことにした。ホールは開場以来早いもので20年が経過、久しぶりだったが年月と共に音も落ち着いてきたように感じた。しかし正面入口の色気のなさには呆れる。華が必要なのに・・・。2020席がほぼ満席でレハールの金と銀、大曲マーラー交響曲第5番外のプログラム。私は楽員が着席しコンサートマスターのリードで演奏開始前の調弦の音が好きで、さあ始まる・・・の緊張感と演奏への期待が高まる。金と銀は華やかさとその品格が高い次元で示されている私の最も好きなワルツ。レハール・コンダクツ・レハールと言う1947年ごろ録音のワルツ集(CD)を持っていて、その演奏は案外あっさりとしていて昨今のやけに抑揚をつけたりがなくむしろ新鮮に思える。横浜シティ・フィルハーモニックの演奏は・・・、打楽器が張り切りすぎの傾向は見られたが破綻なく楽しめた。

1980年創立という横浜シティ・フィルハーモニックはすでに38年、楽団員はほとんどが社会人でよく今日まで継続している、と敬意を表したい。楽員、男女のバランスも取れていて、また年齢層も広く偏りがないのは好ましい。当日の服装も黒で統一され清潔感とともに好印象だった。何よりアマチュアオーケストラはその一生懸命さがよく、折々に聴くことがある。横浜シティ・フィルハーモニックへもエールを贈りたい。


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